買取にはどんな書類が必要?
宅配買取・店舗買取・出張買取のいずれの場合でも買取をする際は、身分証明書による本人確認が必要です。
では、どんな身分証明書が有効なのか説明していきます。
身分証明書の種類
以下の9点が有効です。
①運転免許証
②各種健康保険証(健康保険、国民健康保険、共済組合、船員保険)
③日本国パスポート
④年金手帳
⑤外国人登録(済)証明書
⑥住民基本台帳カード
⑧住民票(コピー不可)
⑨福祉手帳
※買取店によっては、使用できない書類もあるので、公式ページをよくチェックしてから申し込んでください。
なぜ身分証明書が必要なの?
なぜ買取に身分証明書の提示が義務付けられているのでしょうか?
それは、「古物営業法」で決められているからです。
古物営業法に則り、買取店に商品を買取してもらう際には、身分証明書の提示を求められます。
古品や中古品などの古物を取り扱うお店には盗品が紛れ込むおそれがあるので、それらを把握可能な状態にすることにより盗品の早期発見や流通/売買の防止の手助けをすることができます。
「誰が・いつ・何を売ったか」を正確に把握することによって警察の捜査に協力でき、盗品も被害者のもとへ返すことができるというわけです。
マイナンバーカードは使用できない
買取店の公式ページで身分証明書の欄にこのように記入されている場合があります。
※マイナンバー通知カード、マイナンバー個人番号カードは本人確認証として使用できません
ほとんどの買取店では、マイナンバーは身分証明書として使用することができません。
これはなぜでしょうか?
一般的には、個人番号が記載されているマイナンバーカードは本人確認書類として使用することができます。
しかし一方で、中古品を扱う業者は、古物営業法により確認書類に含まれる個人情報を保管しなければなりません。提示された身分証明書の内容を保管しないといけないにも関わらず、マイナンバーは保管してはいけないので、マイナンバーの記載されたマイナンバーカードは提示してもらっては困るという場合があるのです。
つまり、だいたいの買取店では本人確認書類としてマイナンバーカードを使用することができない可能性があるため、利用したい買取店の公式ページで何が身分証明書として提示できるのか、事前に確認しておきましょう!
身分証明書がなかったら…
身分証明書がなければ買取することはできません。
事前に用意しておくことをオススメします。
まとめ
以上が買取に必要な身分証明書の説明になります。
買取初心者の方などは、身分証明書を提示しなければならないことを知らない人も多いと思いますが、ないと買い取ってもらえないので、この記事を読んだ機にしっかり覚えておきましょう!
買取店によっては、使用不可な本人確認書類もあるので、一度公式ページで何が証明可能な書類であるかをチェックしてみてください。