アウトな古本!このような古本は買取が難しいので、事前査定をチェック!

最終更新日 2020年12月16日

どんな状態の古本はダメなの?

古本はどんな状態のものでも買い取ってくれるとは限りません。
定価の高い本であっても状態が悪いと安価になったり、買取の対象外になる場合があります。

「なんでこんなに買取額が安いの?」「なんで売れなかったんだろう?」と、毎回不思議に思う方も多いのでないでしょうか?

では、どんな状態の本がアウト!とみなされるのか説明していきます!

買取対象外の本の状態

ほとんどの買取店は、以下の状態であると買い取ってくれませんので、よく注意して売りましょう。


  状態の悪いもの  

・表紙、カバーのない本
・書き込みや落書き(サイン・氏名含む)をしている本
・ページの破れているものや、抜けている本
・水濡れ、カビ、日焼けのひどい(背表紙が判読できない)本
・バーコードやISBNのついていない本
・コピー品・模造品・改造品など、正規品でない本
・煙草などの匂いがついている本
・CDなどの付録が欠けている本

などがあげられます。
どの買取店でも、上記の状態の古本は買取を拒否しています。
たしかに、もし自分が上記のような本を購入した場合、二度とそのお店では買わないでおこう…と思いますよね。
素材集のCD付き本で、CDが付いてない時の絶望感と言ったら…。はい、皆様、売却の際にはぜひ注意をしましょう。

また、買取店によっては、以下のように買取が不可とされる本の種類があります。

   本の種類   

・百科事典
・教科書・参考書(発行5年以上)
・宗教関係
・同人誌
・週刊誌・一部の月刊誌・雑誌(情報誌・ファッション誌・発刊から1年以上経ったガイドブック等)
・攻略本
・古書
・新聞 
・パンフレット(映画・コンサート等)
・着メロ、ハイパーヨーヨー、たまごっち等極端なブームが終わった本
・アダルト関係で販売すれば法に抵触するもの
・通信販売のカタログ


このように、売れるのでは?と思うような本であっても買取対象外として買い取ってくれないところもあります。

百科事典は、買取しているお店・していないお店にきっぱりと分かれます。
百科事典は、一昔前は書棚を飾るステイタス用の飾り物として扱われることが多かったのです。
インターネットの時代となり、デジタル化された今、百科事典はかさばる・場所を取るということで、需要が少なくなってきました。買い取る側も、需要の少ないものや、場所を取ってしまう辞典はできる限り避けたい傾向にあります。

試しに、3社で買取しているかどうかの比較をしてみました。

 

■ブックオフ・・・取扱いなし

ブックオフの事前査定ページの結果はこちら

 

■リコマース…取扱いなし

リコマースの事前査定の結果はこちら

 

■ブックサプライ…買取実績あり(3107円)

ブックサプライのお試し査定はこちら

 

3サイト中、1社が辞典の買取をしているようです。
自分の手持ちの本が買取可能かどうかは、事前査定であらかじめ調べておくことをお勧めします。
買取実績がない場合、0円での査定となってしまいますので、注意が必要です。

買取対象外となる古本は、主に売り物としてのレベルに達していないものがほとんどです。
また、一見して問題がない本でも煙草などの匂いが原因で買い取ってもらえない場合もあります。見た目が綺麗だからといって容易に売るのは要注意です。

CDなどの付録が欠けている場合も対象外になるなど、あくまでも元の状態が重視される仕組みになっています。

買取が安価になる状態

買取対象外とはならないまでも、何かが原因となり買取額が安価になってしまう場合もあります。

著者のサイン少しの書き込み、背表紙の擦り後表紙の色やけなども大きく値打ちを下げることになります。

古本買取店の方針にもよりますが、多少の損傷であれば買取後に修復して販売することも珍しくありません。
しかし、修復できる範疇を明らかに超えている場合は、買取の対象外になる可能性が高いと考えておきましょう。

少しでも良い状態をキープするために、日頃から煙草の匂いや日差しの当たらないところに保管することをオススメします。

まとめ

買取店によっては、「少しの匂いや書き込みはOK」とするところや「本の種類の規制が緩やか」なところもあるので、自分に合った買取店をよく調べてから売ることをオススメします。

適正価格で売るためにも、一度手にした本は大事に扱いましょう。